路側帯に自転車がたくさん並んでいる。
通行の邪魔になるとかはどうでもいいんだけど(いやどうでもよくない)、
設計者の意図に反した使われ方を見ると、なんだか妙に悲しくなる。
独身だけど子ども好きなおっちゃんが、
「この路側帯は仲の良い親子が公園に行くために通るんだ」
などと考えながら都市計画を練ったかと思うと、なんか、ねえ。
家族の団欒のために広いテーブルを買ったのに、現実には書類やら小物やらで半分くらい埋まってたりとか。
可愛い孫が読んでくれることを祈って遺した蔵書が、数年後にはブックオフで売られてたりとか。
想像すると泣きたくなるなぁ。
…まあ妄想しすぎなわけだが。