大塚国際美術館、に行ってきた。陶板に再現された古今の絵画を一覧できる。妙にリアルな古代の壁画や、図式チックな中世の宗教画、飛躍的に技法が発達していくルネサンス、画家それぞれのタッチが出始めるバロック、色彩が美しい近代、そして全く意味不明なw現代と、その変化を肌で感じることができる。知識がなくても楽しむことができた。
ただ、なんつーか板にプリントされているだけなので、絵画表面の質感とかがわからないんだよなぁ。ポスターっぽい感じ。こんなもんなんだろうか。純粋に絵画を楽しむというよりは、美術史の勉強に向いているような。
いや、絵画を楽しまなかったというわけじゃないんだけどな。近代あたりはロリコンばかりだったのか、可愛らしい美少女が多く描かれていて素晴らしかった。ラノベの表紙でも通用すると思わせるようなものも何点か。萌え絵といえどもそうした歴史の上にあるのだなぁ、と。