(ゲームの)三国志やってると思うんだけど、これの基本的なシステムってすげー単純なんだよな。
切り詰めれば数字だけでもできるところを、派手なグラフィックやエフェクトで肉付けしてる感じ。
最終的にはパターン化された単純な作業の繰り返しになる。
が、そういうゲームのほうが長く遊べるのかもしれん。

小説の神様」って言われている作家がいたよなたしか、と思いついて調べてみた。そう、「志賀」という名字だったはずだ。志賀といえば…と、まずは「志賀潔」を検索。→志賀潔 - Wikipedia。…ちげー。そうだよ清潔の「潔」だから細菌学者だって、ちゃんと覚えてたはずなんだよ。あー、作家の志賀さんはなんて名前だっけなぁ。そうだ志賀さんとよく比べられる作家に谷崎潤一郎がいたはず。谷崎潤一郎の項目から飛べるかもしれない。→谷崎潤一郎 - Wikipedia。きたー。志賀直哉だ。→志賀直哉 - Wikipedia。一件落着。

という過程を経て、『小僧の神様』を読んだんだけど、最後に作者が登場してなんか語りだしたのにワラタ。あれはアリなのか文学的な意味で。まあ、話として面白いわけではないよなぁ。ラノベなら謎の美少女が鮨をおごってくれる展開か。文体は、言われているほど素晴らしいものなのか、よくわからなかった。というのは俺が鈍感だからだろうが。無駄な部分を削ぎ落とすというのは、特徴を消してしまうということなんだろうか。説明不足のポエムにはならない程度の、ギリギリのバランスが保たれているということだろうか。よくわからない。俺は何を楽しめば良かったんだろう。登場人物の心の機微だろうか。バランスの取れた文章だろうか。ショタ萌えか。議員×小僧で妄想すればよかったのだろうか。純文学というのは難しい。次は何を読もうかな。